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トップ>知っ得スペシャル>健太のホンモノ探検隊>マイナスイオンって何もの? です。
健太 最近「マイナスイオン」ってテレビや雑誌で話題になっているよね。
ハカセ 巷で話題の「マイナスイオン」。ちょっと難しいかもしれんが、じっくりと見ていこうかの。

マイナスイオンって何? マイナスイオンの作用
マイナスイオンという言葉のルーツ 電磁波とマイナスイオン
マイナスイオンに関する研究 イオン発生器について
100年前まではマイナスイオンが多かった
<参考文献>
・「東京都立産業技術研究所」セミナー資料
・菅原明子著「マイナスイオン生活のすすめ」(PHP研究所)



マイナスイオンって何もの?
 大気中には、正または負に帯電した微粒子が無数存在しています。これらの帯電微粒子は、大気中の電気伝導性に起因することから空気イオン(大気イオン)と呼ばれています。空気イオンは、環境条件の一部ですが、特に負に帯電した小イオンは、森林や滝などの周辺に豊富に存在すると言われ、快適性に関連した機能をもつものとして最近注目されています。
 物質を構成する原子は、中央に正の電気を帯びた原子核があり、その周囲を負の電気を持つ電子が数個まわっています。これらをイオンと呼び、原子や分子が電子を失ったものを正イオン(陽イオン)、逆に原子や分子に電子が付加したものを負イオン(陰イオン)と呼んでいます。この負イオンが、私たちが現在使っているマイナスイオンです。
マイナスイオンという言葉のルーツ
 この負に帯電した小イオンを学術的には、負イオンまたは陰イオンと呼ばれており、最近よく耳にするマイナスイオンはこの負イオンの俗称だそうです。そのルーツはもともと米国の学会で使われていたものを、ハーバード大学に留学していた日本人科学者が日本に持ち帰り、使ったのが最初で、国内の学会では東京大学医学部の山野井昇氏が研究論文でマイナスイオンという言葉を使用したものが最初だそうです。
マイナスイオンに関する研究
 マイナスイオンに関する研究は、主にドイツ、ロシア、日本及びアメリカにおいて20世紀の初め頃から始まっていました。国内では、第2次世界大戦までは盛んに行われていたが、戦後は非常に少なくなりました。しかし、最近になって北海道大学医学部や九州大学医学部の他、研究所や医師達によって活発に研究が行われ始めています。
100年前まではマイナスイオンが多かった
 アメリカで発表された文献では、20世紀初頭には、大気中のイオンの割合は、プラスイオン1に対して、マイナスイオンが1.2でした。しかし、20世紀末には大気はプラスイオン1.2、マイナスイオン1と、地球本来の環境がこの一世紀の間に逆転現象を起こしてしまっているそうです。工業化の進展によって大気汚染やさまざまな電化製品の氾濫、人工的な化学物質の増加によって、マイナスイオンとプラスイオンの状態が逆転している状況にあると言われております。
プラスイオンに囲まれた現代生活
 日常、私たちが生活している都会やコンクリートで囲まれたオフィスビルなどで多様化されているパソコン等やOA機器、家庭にあるエアコン、テレビ、その他の電化製品の氾濫によって、空気が酸化され、その結果としてプラスイオンが多くなっています。
 ビニールクロスや天井、床の新建材の化学物質資源によるシックハウス症候群が取り沙汰され、これらの化学物質は大変な毒性を持つ発ガン物質であると同時に、プラスイオンの発生源になっています。
 プラスイオンが多くなると、体内の血液もまた酸化し、細胞が栄養を吸収したり老廃物を排出する事が困難になる現象が起き、新陳代謝を悪くし、生理機能の衰えとなって様々な病気へと発展していく恐れが生じます。
マイナスイオンの作用
医学界では、マイナスイオンは鎮静、睡眠、制汗、食欲増進、爽快感、疲労防止・回復など、全身にわたって有効に作用するといわれ、話題になり、研究されております。

◆血液の浄化作用
・健康な血液(弱アルカリ性)に変え、体質の改善につながる。
・血管は拡張され、血圧は正常になります。
◆抵抗力の増進作用
・血液中のガンマーグロブリン(タンパク質)を増やし、病気に対しての抵抗力(免疫力)を高めます。
◆自律神経の調節作用
・自律神経機能を沈静化させる。
・内分泌の働きがよくなる
・増血機能を促進させる
●細胞の活性作用
・細胞膜の電気的物質交流が促進され、体内の新陳代謝を活発にする。

電磁波とマイナスイオン
テレビ、パソコン、携帯電話に電子レンジ・・・。今や私たちの生活は電磁波の恩恵抜きでは考えられません。
しかし、その電磁波を使った電気製品が健康などに与える影響も大きな問題になっており、WHO(世界保健機構)は、その人体に与える影響について詳しく調べるプロジェクトを発表しております。
電磁波を浴びることにより頭痛や疲労、不眠などの症状を訴える人を「電磁波過敏症」と呼ぶそうです。パソコン、電子レンジ、電気毛布、携帯電話などの家電製品が原因と考えられています。
マイナスイオンは、この電磁波の被害をゼロにする事は不可能ですが、体の酸化や、大脳の酸化に関してある程度の予防になる事が明らかになってるそうです。
商品名 漏洩磁場強度
(mG=ミリガウス)
安全距離
(cm)
エアコン 50〜200 120
パソコン 30〜100 70
テレビ 20 150
電子レンジ 200〜500 200
携帯電話 15〜200 10
冷蔵庫 2〜20 50
ヘアドライヤー 50〜700 30
CDラジカセ 20〜100 30
参考資料「マイナスイオン生活のすすめ」菅原明子著

イオン発生器
イオン発生器には大きく3つに分ける事ができます。それぞれの発生の仕方を比較してみます。
コロナ放電方式とパルス放電方式は、どちらも副産物となる有害物質のオゾンの発生をいかに抑えるかが重要となっています。

コロナ放電方式
高圧の交流電圧をかけ、マイナス極からプラス極に電子を飛ばす。大部分はプラス極に吸い付くが、一部の電子が空気中に飛び出す。電圧や極間隔などを調整し、オゾンの発生を少なくする。
パルス放電方式
針状に尖らせた電極をマイナス極に使う。高電圧をかけてパルス電流を流し、空気中に直接電子を放出する。放電面積を小さくする事で、オゾンの発生量を抑えている。
水粉砕方式
水を勢いよく噴出させて障害物に衝突させ、マイナスとプラスに帯電した水滴に分ける。滝などのレナード効果(注記参照)を応用したもの。マイナスに帯電した水滴から電子が放出される。プラスの水滴は大きいので、空気中に浮遊しにくいといわれている。
※注記)レナード効果:ノーベル物理学者のP.レナード博士は、水滴が衝突して分裂する時、付近の空気中にイオンが発生する「レナード効果」を発見。水が多く存在している滝や森林には、マイナスが多いと発表。


次回は「添加物を分かりやすく説明せよ」を紹介するよ!楽しみにしててね!
前回ご投稿いただいた「トルマリン」の件は今調査中です。待っててね。



     
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